ピアノの学習が脳にいいらしい、と聞いたことがありませんか?
ピアノを弾く、という動作は、音を覚えて指を動かすことだけのように思われますが、
実はかなり頭=脳を使っているんです
まずは楽譜を読む
楽譜の中身はまずドレミ、音の高低を理解します
リズム、音の長さや休みを読み取ります
他に拍子や調性(曲の明るさ/暗さ)、強弱などもあります
その目でみて読んだ情報を、脳から手や指に指令を送ります
一曲に相当数の音符が入っています
他の楽器はメロディーが主ですが、ピアノは両手で演奏しますから
読む音符の数も多いですね
慣れてくれば右手と左手の二段を同時に読んでいきます
それらを正しく、止まらないで弾くように練習します
初めは楽譜を見ながら練習して、見ないで弾く『暗譜』まで
その上でどのようにすれば美しい音がでるか、曲から感じた感情を表現するには
どうしたらよいか、と考えて演奏します
これを繰り返すことでピアノが上達するわけです
同時に脳が活性化していることもうなずけます
「手(指)は第二の脳」「指は外部の脳」
ともいわれます
特に指先を動かすことは大脳の約1/3の領域を
刺激できるそうです
ピアノを継続的に学習することは、
こどもさんにとっては育脳効果、
大人にとっては脳の活性化につながります
以前、脳科学者の澤口俊之先生がテレビ番組(ホンマでっか!?TV)で
『習い事をさせるならピアノ!』と
発言されたことが話題になりました
現在も、ピアノ 脳科学、などで検索するとたくさんの記事が出てきました
(ママテナ/こどもまなびラボ/ピティナなど多数)
研究も進み、ますますピアノ効果がみなさんに知られていきそうです
弾けるようになった曲を弾くだけよりも、
新しい曲を練習し続けるほうが、新しい刺激となり、記憶力UPにつながるそうです
もちろんピアノの実力UP!!!
また、楽器を演奏することはメンタルヘルスに効果があるという結果が出た、
との調査結果があるそうです
楽器を演奏するイギリスの成人2000人対象におこなったアンケートでは
89パーセントの人が「音楽を演奏することで精神的バランスが保たれる」と感じ、
他にも「楽器の練習をすると感覚が鋭くなった気がする」
「深いリラックス感を感じる」
「音楽を演奏すると人生の目的を与えられたように感じる」
と回答したといいます
楽器だけでなく何かに夢中になることは、楽しいだけでなく心のバランスを保つように思います
コロナ禍の中、私自身も布マスクをたくさん作ったり、ベランダでお茶を飲んで気分を変えてみたり、
ピアノを弾くことでストレスを解消していました
経験したことのない状況と、感染の不安、これからレッスンをどうしていけばよいのか考えるなかで、
ピアノを無心に弾くことが精神の安定につながることになり、
結局は音楽が私を支えてくれていたことに気づきました
レッスンを再開した際に、大人の生徒さんお二人(男性)から
「ピアノを習っていてよかった」とすぐに言われました
というのも「ステイホーム期間にやることがあって、本当によかった」
ということでした
三か月も休講でピアノから気持ちが離れてしまうどころか、
むしろいつもより練習をしてくださっていたのです
音楽がそばにあることの幸せを
ぜひみなさんと共有できたらと思います
体験レッスンやお問い合わせでよく聞かれる質問をまとめてみました
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