練習したぶんだけ上達する、というのは大人にはよくわかります
そしてできるようになった時の達成感!
子どもはコツコツ練習を重ねる経験がまだありません
ピアノを学ぶことで、それらを経験してほしいと思っています
子どもは楽しいことは続けられ、集中すると驚くほどのパワーを発揮します
何か「できる」、というものがあるということは自分の自信につながります
学校生活でも自信がある子はいきいき生活ができます
音楽が心を豊かにしてくれるのです
日々のおうちでの練習は、やはりお母さんの声がけが重要です
何も言わなくても自発的に練習しています、という生徒さんは、めったにいません
(ほぼいない、と言い切ってもいいかもしれません)
短い時間でもいいからピアノに向かってほしいと思うのですが、なかなかそうもいかないのが現実…
そこでピアノのふたです!
閉めっぱなしでは、せっかく「ちょっと弾いてみようかな~」と思ってからひと手間かかり、
座ろうとしたら椅子に物が…ではせっかくのやる気も失せてしまいます
もしかしてピアノの椅子の前に物が置いてありませんか?
いったんどかしてから弾こう、とはなかなか…(笑)
多少ホコリがたまっても、練習してくれたほうがピアノもよろこぶに決まっています
「ふた開けたからピアノ弾く?」
楽譜を開いて「この曲、題名がおもしろいね、どんな曲?」
など、さりげなくピアノに誘導してみましょう
また、夕飯の前/お風呂の後にピアノを弾く、など毎日の必ずやることにピアノの練習を加えるのも
わかりやすいですし、継続しやすいと思います
一回弾いて飽きちゃったときなどは、ピアノならオクターブ上の高い音もしくは低い場所で弾く、
電子ピアノなら音色を変えて弾いてみることで自然と何回も弾いてくれますよ
今はスマートフォンで手軽に動画撮影もできますから、練習の様子を撮ってこどもさんと一緒に観るのはどうでしょう
特別な練習でなくても動画にとって自分の姿をみることは楽しいですし、
やりはじめると間違えたら撮り直したくなって、結果何度も練習するかもしれませんね
ピアノオンライン併用クラスでは動画でのミニレッスンも行っておりますが、
実際、撮影するだけでも練習になっているようです
練習した回数を楽譜に書いたり、シールやスタンプを使っても効果アリ☆
レッスンで活用しているのはビーズカウンター
針金に大きめのビーズを通してあり、一回弾けたら反対側に一つビーズを移動させて何回練習したか、数える道具です
クリップにつけてあると楽譜に止められ便利
ビーズが動くのがおもしろいようで
みんな自分でやりたがります
10個通してあるので全部やってもいいですし、
青のビーズまで5個だから5回練習する、
など自宅練習に活用できます
簡単に作れます
針金でなくてもひもでもできます
発表会の時は、本番までに100回練習しよう、と練習表を渡しています
100回やった→きっと弾ける、緊張しても失敗しない、と本番の不安解消にも役立っています
生徒さんによっては「もっと紙がほしい!」と200回、300回練習する子もいます
よくわからないから練習できない、ということもあります
そんな時は遠慮なく相談して下さい
前にやったところに戻って理解をしてから、進めていきましょう